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何故介護関係の仕事は巷に溢れているのに転職者に選択されることが少ないのか

2017年1月27日

現在、日本全体の高齢化は深刻なものであり、それをまじまじと思わされるのが老人ホームの増加です。みなさんが住んでいる街や隣接地域でも新しい老人ホームが建てられているのを必ず目にしているはずです。しかしこのように老人ホームが沢山建てられれば、それに準じて働き手も必要になり、やはり求人サイトなどを見ると一番多く目にするのが介護関係の仕事だといっても過言ではありません。しかし介護の仕事というのは正直人気がないのが事実です。しかし何故人気がないのでしょうか?そこで今回は転職者が介護の仕事を選択しない理由を話していきます。

介護料金は高額なのにもかかわらず現場の人達の給与は少ない

まず介護料金というのは特別養護老人ホーム・グループホーム・デイサービスなどものによって値段も替わっていきますが高額なものだと月に何十万単位の料金を支払わなくてはなりませんが、家族で老人の方の面倒を見きれなかった時に代わりに介護職員が身の回りのお世話を全部行ってくれるので妥当な金額だと思います。しかし高額な料金を支払っていても肝心な介護職員には還元されにくく給与は思いの外、低いものになってしまいます。

それなのに過重労働である

ですが給与が低くても体のいうことが効かなくなった老人の方のお世話をするのは非常に過重労働であり、人の命を預かるという点で常に気を配って行動しなければなりません。また勤務時間というものも非常に不規則で介護体制も国によって定められている最低条件の老人3人に対して介護職員1人という決まりに準じて介護職員をギリギリに設定してコストカットを行っている施設も正直少なくはありません。

介護業界全体が今一度給与体制を見直す必要がある

しかし介護職員が不足したままだとしても老人の数は今後ますます増え、老人ホームも必ず増えていきます。そうなってしまうと必ず介護職員を増やさなくてはなりませんが労働に見合った給与がもらえなければその仕事が好きな仕事でも、まずは自分の生活の為に仕事をしなければならないわけですから、介護職というのは需要の高い仕事にはなりません。そこで介護職員を増やす対策として介護業界全体が今一度介護職員の給与体制を見直さなければならなくなっているというのを自覚してもらう必要があります。まずは基本給を手厚くできないのなら技術手当などを手厚くして労働に見合った正当な評価として給与体制を改善する必要があります。

まとめ

ここまで色々と話してきましたが高齢化社会の中で必要になる介護職員の転職率が少ないのは、労働に見合った正当な評価がされていないからなのです。まずは介護業界全体が介護職員の労働に対する評価を今一度見直し、給与体制をもう一度再構築していく必要があります。